ドコモ・au・ソフトバンクどのキャリアを選ぶ? 国内三大キャリアどれの回線が早い?? 

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はじめに

      

現在、私たちの生活に欠かせないスマートフォンですが、みなさんもどのキャリアを選べばいいのかなと考えたことはありませんか?

国内にはドコモauSoftbankをはじめとする三大キャリアや楽天モバイルなどがありますが、料金以外だとどのような違いがあるのでしょうか??

私はスマートフォンを使い始めてからずっとドコモユーザーです。

ドコモは比較的ネットに繋がりやすく私の記憶では大きな通信障害もあまり起こっていません。

そこで、今回はNTTドコモ、au、Softbankの国内三大キャリアの回線速度の違いについてまとめてみます。

 

また、本記事では次の二つの用語がよく出てきます。

上り回線速度・・・アップロード時の速度

下り回線速度・・・ダウンロード時の速度

 

 

各社の回線速度

ICT総研は、2022年2月に全国各60地点でスマートフォンの通信速度実測調査を行いました。

その結果、主に以下の点が明らかになりました。

  • 全国60地点の下りの通信速度は、三大キャリアが150Mbps以上であった。
  • 下りの通信速度は2011年時と比較すると、144倍に高速化されていた。

これらのことから、スマートフォンの回線速度は非常に高速化されており、10年前と比べても私たちユーザーの利便性はかなり向上したと思われます。

次に、三大キャリアそれぞれの回線速度を見てみます。

 

ドコモ

ドコモ

下り回線速度

上り回線速度

2011年

3.6Mbps

1.75Mbps

2022年

164.8Mbps

18.7Mbps

上の表から、現在のドコモの回線速度は2011年と比べて

下りで約46倍、上りで約11倍になっていることが分かります。

 

au
au 下り回線速度 上り回線速度
2011年

3.9Mbps

2.39Mbps
2022年

166.5Mbps

24.4Mbps

上の表から、現在のauの回線速度は2011年と比べて

下りで約43倍、上りで約10倍になっていることが分かります。

 

Softbank
Softbank 下り回線速度 上り回線速度

2011年

8.55Mbps 2.64Mbps
2022年

153.1Mbps

24.6Mbps

上の表から、現在のSoftbankの回線速度は2011年と比べて

下りで約18倍、上りで約9.3倍になっていることが分かります。

 

現在の通信環境状況

上述したように、三大キャリアはどれも150Mbps越えの通信速度を有していることが分かりました。確かに、数値に差はありますが、ユーザーが使っていて例えばドコモよりauのほうが早いと感じることはないといえるでしょう。そのため、どのキャリアを使っても十分に高速な通信を使用できるという事が分かりました。

 

次に今後より身近になってくる5Gの整備状況はどうなっているかについて調査してみます。

 

5G対応エリア比較

5Gとは?

5Gとは、第5世代移動通信システム(5th Generation)のことで、

  1. 高速・大容量
  2. 同時多数接続
  3. 低遅延

という特徴を持っている通信方式です。

 

高速・大容量とは、高速な大容量通信が可能になる事で、10 ~ 20Gbpsの通信が可能になります。

これにより、VRや3D映像視聴が快適になります。

 

同時多数接続とは、1㎢あたり100万デバイスが接続可能になるというものです。

これにより、よりモノをインターネットにつなぐことができるようになり、IoT化を加速させ便利な世の中に近づきます。

 

低遅延とは、インターネットの遅延が1ミリ秒になるというものです。(4Gの遅延は10ミリ秒)

これにより、自動運転や遠隔医療(手術)などが可能になります。

 

5Gがあたりまえな世の中になると、今では想像もつかないような便利な世の中になり、IoTやICTによりとても豊かな日常生活が実現すると考えられます。

 

国内三大キャリアも5GやICTを用いたスマート化などで地方活性化事業を行ったりしています。

特に、少子高齢化による人手不足が顕著な農林水産業で活躍することが見込まれています。

 

5G普及率

今回の調査では、5Gが接続可能かどうかも調査されており、5Gの受信比率は

  • ドコモ      ・・・48.3%
  • au             ・・・66.7%
  • Softbank   ・・・51.7%

であることが分かりました。

この結果からは、auが5Gのエリアカバーで比率が高く5G化が進んでいるといえます。

総務省は、5G拡大の将来展望を示しており、2023年度末までに全国で28万局の5G基地局の整備を進める方針を示しています。

現在、携帯キャリアが急ピッチで5Gのインフラ整備を行っており、多くの5G基地局の運用が開始されています。

 

また、携帯キャリア各社は5Gに対応した料金プランの提示を始めており、もうそろそろ私たちのスマートフォンも5G対応のものになり、より身近に5Gを感じる時代が来るかもしれませんね。

 

そこで、自分の住んでいる地域が5Gに対応しているかどうかは各キャリアの公式サイトで確認することができます。

以下にサイトリンクを張っておきます。

自分が携帯を使用する範囲が5G対応しているのか見てみてください。

 

NTTドコモのサービスエリア

auのサービスエリア

Softbankのサービスエリア

 

回線速度判定サイト

ちなみにですが、今使っている通信環境の回線速度は、

fast.com

というサイトにアクセスすることで簡単に調べることができます。

一般的に、

  • ネット検索・・・1 ~ 10Mbps
  • SNS・・・3 ~ 10Mbps
  • youtubeなどの動画視聴・・・3 ~ 25Mbps
  • ゲーム・・・100Mbps以上

の回線速度の場合だと快適にオンライン環境を満喫できるといわれています。

おそらく、三大キャリアのスマートフォンを使用していれば通信制限などがない限りインターネット環境は快適です。

また、ゲームをするときなんかは無線ではなく有線を使ったらよりサクサクになるかもしれませんよ。

 

まとめ

今回は、国内三大キャリアの通信速度と5Gの整備状況についてまとめてみました。

通信速度は三大キャリアに多少の誤差はあるものの、どのキャリアも150Mbpsを超えており、快適にインターネットを楽しめる通信が提供されていることが数値でわかりました。

また、5Gサービスエリアについてはau(KDDI)が若干リードしているものの、どのキャリアも急ピッチで整備を進めており、5Gの整備が完了する日も近いのではないかと思いました。

みなさんも携帯電話を契約する際は通信速度や料金プランなどを十分に吟味したうえでどのキャリアがいいのか選択してくださいね。

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